ウェビナー、ウェブ会議、全社会議、タウンホールミーティングなどのイベントでは、Zoom、Teams、Google Meet、Webexといった単なるビデオ会議ツール以上の準備が必要になります。
例えば次のようなことを考える必要があります。
- 何人まで招待できるのか
- 参加者はどのように招待するのか
- スライドはどのように共有するのか
- 参加者はアカウントを作成する必要があるのか
そして、もう一つ重要な課題があります。異なる言語を話す参加者への対応です。グローバルな会議では、複数の言語を話す参加者がいることが珍しくありません。そうなると、さらに難しくなります。
例えば、
- 通訳用の音声チャンネルを用意する
- 人間の通訳を雇う(1時間あたり約300ドル)
といった方法があります。しかし、もっとシンプルな方法はないのでしょうか。AIリアルタイム翻訳を、すべての参加者に容易に共有する方法です。ただし、その場合でも次のバランスを考える必要があります。
私はこの問題について、ここ3年間ずっと考え続けてきました。
翻訳品質の問題
まずは翻訳の品質についてです。Google翻訳やDeepLなど、多くの翻訳ツールは単発の翻訳を前提に設計されています。つまり、「何かを言う → その文章をそのまま翻訳する」という仕組みです。しかし、プロフェッショナルな会議では
が常に存在します。
多くのツールはリアルタイム翻訳を単一の翻訳APIに依存しています。そのため、会話全体の文脈を理解せずに、一文ずつ翻訳しているだけです。そこで私たちは、文脈と業界知識を理解できるAI翻訳エンジンを構築しました。これにより、JotMeでは会話を意味と意図を理解した形で翻訳することができます。
容易さとコスト
次に問題になるのが、共有方法です。一部のツールでは、URLで翻訳を共有できます。JotMeでもこの方法を提供しています。しかし参加者が多い場合、
という手間が発生します。
さらに、参加者が増えるほど
も増えていきます。日々日々私は6万人以上のユーザーから、同じ質問を何度も受けました。「高品質なAIライブ翻訳を、もっと簡単に共有する方法はないのか?」
ウェブカメラでAIリアルタイム翻訳を共有する方法
これまでとは少し違う方法です。参加者に「リンクを開いてもらう」や「QRコードをスキャンしてもらう」必要はありません。代わりに、翻訳された字幕をウェブカメラ映像に直接表示します。つまり、会議の参加者はあなたのカメラを見るだけで、翻訳された字幕をリアルタイムで確認できます。方法は以下の通りです。
- JotMeデスクトップアプリをインストール
- OBSでウェブカメラと字幕URLを設定
- 仮想カメラを起動
参加者は会議に参加するだけで、翻訳された字幕をビデオ上で直接確認できます。
必要な準備
まずホストは JotMeデスクトップアプリ をダウンロードします。ダウンロードは無料で、公式サイトから数分でセットアップできます。インストール後、アプリを開いてログインします。会議を開始する前に、翻訳時間が十分あるかまたはマイク設定が正しいかを確認してください。
OBSで字幕カメラを設定する
※この機能の設定には、OBSを使用した技術的なセットアップが必要です。設定が難しい場合は、QRコード共有またはURL共有機能の利用をおすすめします。
手順
- OBSデスクトップアプリを開きます。(未インストールの場合は、 こちらからダウンロードしてください。)
- 「JotMe Camera Subtitle」という名前のシーンを作成します。
- ソースに「映像キャプチャデバイス」を追加します。
- ソースに「ブラウザ」を追加します。
- URL:録音開始後にJotMeデスクトップで表示されるURLを設定
- 幅:1920
- 高さ:1080
- 「仮想カメラを開始」をクリックします。
- ビデオ会議ツール(Zoom、Google Meet、Teamsなど)のカメラとして「OBS Virtual Camera」を選択します。
これで、ウェブカメラ映像に翻訳字幕が表示された状態で会議に参加できます。
これで、ウェブカメラフィードに翻訳された字幕が含まれるようになります。
参加者側から見たライブ翻訳の様子
参加者側では何も変わりません。
いつも通り会議に参加するだけです。
あなたのカメラを見ると、そこに翻訳された字幕が表示されています。
つまり参加者は
です。字幕を読みながら、普通に会議を視聴できます。
これは特に次の場合に適しています。
- ウェビナー
- オンラインカンファレンス
- 全社会議
- タウンホール
- グローバルチームミーティング
会議後の多元語AI議事録
会議が終了するとJ議事録が自動的に生成されます。共有をしたい場合は共有先のメールアドレスを入力し参加者に議事録を自動でメールにて送ることができます。
多言語会議をもっとシンプルに
ウェブカメラに字幕を直接表示することで、参加者に新しいツールをインストールしてもらう必要はありません。グローバル会議を、よりシンプルに開催できます。試してみたい方は、JotMeを公式サイトからダウンロードしてください。JotMeはGDPRに準拠しており、チーム向けの管理機能も提供しています。フィードバックや企業向けのご相談は
hey@jotme.io までお気軽にご連絡ください。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。